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2020年1月インバウンドレポート

Updated: Feb 10, 2020





Japan Localized2020年1月月次インバウンドレポート

2020年2月

執筆:宮本 大


 2020年1月の訪日観光のトピックしては日本各地での雪不足、月末からの中国武漢で発生した新型肺炎コロナウィルス蔓延が挙げられよう。また天候面では東京は大雨に見舞われる日が目立った。




 2020年1月のTokyo Localized(東京ツアー)のツアーに参加した人数(数値は非公開)は前年同月比+49%となった。

 参加国別人数上位5か国(前年同月比)は、オーストラリア(+33%)、アメリカ(+70%)、ドイツ(+16%)、カナダ(+22%)、イギリス(+60%)の順であった。また昨年同月比の伸び率が大きかった国は、イスラエル(+1950%)、マレーシア(+2700%)、スペイン(+122%)からの参加者が目立った。下記図表1参照。


 Tokyo Localizedのツアーに参加した訪日観光客の東京での滞在日数は4日間(23.2%)がもっとも多く、次に3日間(19.4%)滞在と続く。以下図表2参照。



 Tokyo Localizedのツアーに参加した参加者の年代別の内訳をみると、20-29歳が39%ともっとも多く、次に30-39歳代が38%と多かった。以下図表3を参照。




所感:

 2020年1月は我々としては比較的に厳しい月となった。この時期の我々の主要顧客であるオーストラリアで大規模な山火事、また日本での雪不足もあり、外部環境が厳しかった。また、中国武漢で発生したコロナウィルスの影響により、日本、またアジアへ観光するモメンタムが大きく削がれた。

 我々のツアーの参加した訪日外国人の数は前年同期比+49%と大きく伸びたが、これは全体の数値であって、個別のツアー(我々は東京で7つツアーを主催している)でみると、昨年同月比の伸び率は大きくない。

 また、1月末に天気が大きく崩れる日もあり、ツアーのキャンセルが余儀なくされた影響も大きい。


会社紹介

 Japan Localizedは現在、東京、京都、大阪で訪日観光客向けのガイドツアーの運営を行っています。これまで、+50,000人以上訪日観光客へツアーを遂行しました。

 また、北米、欧州、豪州、南米からのインバウンドに特化したツアーの企画、リサーチ、マーケティング、英語及びスペイン語のツアーガイドの養成・研修、欧米インバウンド向けビジネスコンサルティングなど、幅広くインバウンドビジネスサービスを提供しております。

 詳しい情報やお問い合わせは弊社のホームページのお問い合わせフォームからお願い致します。




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