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旅行関連株価の明暗が分かれてきた!?8月第3週のインバウンド銘柄及び国内旅行関連株価の動きと次週の見通し

Updated: Sep 6

8月第3週のインバウンド銘柄及び国内旅行関連の株価動きと次週の見通し



2020年8月23日

執筆:インバウンドアナリスト

宮本 大



主要指数(週)

TOPIX(先週差)

始値1618.57 高値1624.41 安値1598.35 終値1604.06(-19.32)

予想PER24.84 予想PRB1.16 予想EPS64.57 (-0.1)

※モーニングスターより


日経平均株価指数(週)

始値23,189.48 高値23,248.75 安値22,851.83 終値22,920.30 (-369.06)

NT倍率14.28




8月3週目の株のまとめ

 日本株は戦後最悪のGDP成長率の落ち込みがあったものの1週間遅れの夏枯れ相場模様で閑散。反面マザーズ、ジャスダック市場は活況模様となった。FOMC議事録の内容が嫌気され、米国株は下げる日もあったが、アップル株などのハイテク株主導でナスダック総合指数は高値を更新。米国株高に支えられるような一週間であった。




8月4週目の株の材料と動き

26日

新築住宅販売件数(米)

消費者信頼感指数(米)

27日

耐久財受注(米)

ジャクソンホール1日目(米)


28日

ジャクソンホール2日目(米)

新規失業保険申請件数(米)

GDP改定値(米)




 8月4週目の日本株式市場の主な材料としては①ジャクソンホール(オンライン)、②米大統領選の動向、③景気の見通し改善。FRB議事録では追加金融緩和に関して言及がなかったが、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の会見を注視。またアメリカの良好な経済指標受けての米国株高やアップルなどのハイテク株の上昇の流れが続くかどうか。

 日本株はバリューやハイテク株の買い戻しなどが一巡し、TOPIXの予想PERも引き続き高水準にあり、相場全体が押し上がるとは考えにくいが、DXなどのテーマ関連株、好業績銘柄の買いは続くと思われる。




インバウンド及び国内旅行関連銘柄の動き

 以下の図はインバウンド及び国内旅行関連銘柄の昨年末からの対TOPIXでの株価動向である。



 先週から引き続きこれまで大きく売られていたインバウンド銘柄が買い戻される展開が続いたが、個別株の差が出てきた一週間でもあった。茂木外務大臣のシンガポールやマレーシアとのビジネス往来再開ニュースもあり、JALの株価の上昇は続いたが、Jフロントや資生堂、コーセーやマツモトキヨシの株価は一服。これは引き続き在宅勤務による化粧品需要減及び人出が戻らない都市部小売り店の厳しい経営環境が続くとの見方だろと考える。



以下の図は国内旅行関連銘柄の昨年末からの対TOPIXでの株価動向である。



 先週から引き続き今まで大きく売り込まれた旅行関連銘柄が買い戻される展開が続いた。ただ、今後の業績回復動向やビジネスモデルの差によって銘柄毎に戻り率の差が出てきている。例えば、ほとんどの施設で前年同期比に戻ってきている星野リゾートは大幅に戻したが、藤田観光の株価は低位に推移した。また、店舗などの固定費が少ないエアトリはHISやKNTCTを大幅にアウトパフォームしている。今後もこのような動きが続くと考えられる。



筆者の個人的見解

 筆者個人の株式相場の動向の考えとしては、森を見るのか木を見るのか?で大きく変わってくる。指数を見るとTOPIXのPERは24倍程度、これは過去の水準からしたら割高水準であり、今後も一本調子でTOPIXや日経平均が上がっていくとは考えにくい。

 反面、個別銘柄を見ると、このコロナ渦で好業績を出した銘柄に買いが集まっている。そのような銘柄は今後の成長率を大きく先取りし高いバリュエーションになっている。今後もこの流れが続くと予想される。

 次に、外国人投資家や日本の機関投資家が下期に向けてどのような株を買ってくるのか。やはり流動性リスクを考えると時価総額が大きいPBR1倍割れのバリュー株か。それともDXなどのテーマ関連銘柄か。債券利回りがなく長期的に金融緩和が続く見通しで考えれば、株式へのアロケーションは増え、その中で比較的にリスクが少ないPBR1倍割れの日本のバリュー株は魅力的だと考える。




筆者紹介

・立命館大学卒

・SMBCフレンド証券(現SMBC日興証券)を経てかんぽ生命保険入社

・外国債券・為替ポートフォリオマネイジメント、日本株アナリスト兼株式ポートフォリオマネイジメントを担当

・米国College of William & Mary School of Business 卒(MBA)

・Japan Localized設立後、訪日観光客向けへ体験ツアーの企画運営、インバウンド市場のリサーチ業務に従事

会社紹介

Japan Localizedは現在、東京、京都、大阪で訪日観光客向けのガイドツアーの運営を行っています。これまで、+50,000人以上訪日観光客へツアーを遂行しました。トリップアドバイザー社の”旅好きが選ぶ!外国人に人気の日本の体験・ツアー2020”で日本全国第3位に選出されています。

 また、北米、欧州、豪州、南米からのインバウンドに特化したツアーの企画、リサーチ、マーケティング、英語及びスペイン語のツアーガイドの養成・研修、欧米豪南米インバウンド向けビジネスコンサルティング、メルマガ発行など幅広くインバウンドビジネスサービスを提供しております。詳しい情報やお問い合わせは弊社のホームページのお問い合わせフォームからお願い致します。

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