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期待先行が続く|2023年3月月次インバウンドレポート

■2月主なインバウンド関連データ

日本政府観光局が発表した2023年2月の訪日外国人客数は単月で1,475,300人となった。前年同月比は+8,724.1%、前月比-1.5%となった。

以下のグラフは2017年からの訪日観光客数のグラフである。

訪日観光客数推移

国別で2019年2月単月と比べて見てみると、以下の通りだ。

国別訪日客数

全体だと、-43%と引き続き水際対策による影響が響いていると想定。国別では、ベトナムからの入国が目立つ。また、インドネシアやシンガポールは大幅に増えたが、全体を牽引するほどではない。


日本百貨店協会が発表した2023年2月免税店売上高・来店動向速報によると、免税店売上高は前年同月比+314.9%の173億円だった。

インバウンド免税店売上高

免税店の売上高は中国本土からの観光客が不在の中、今月も不調に終わった。2019年の1-3月の棒グラフを見ればわかる通り、本来は4月までは右肩上がりになるが、昨年の個人観光客の入国が解除されたからは、右肩下がりになっている。


観光庁が発表した2023年2月の宿泊旅行統計によると、2023年2月の外国人延べ宿泊者数は606万人泊、2019年同月比-36.2%、前年同月比+2783.1%であった。

外国人宿泊客数

以下は3単月のインバウンド・旅行関連銘柄のパフォーマンス。

インバウンド株パフォーマンス

3月の旅行・インバウンド銘柄のパフォーマンスは引き続き決算内容に左右される内容となった。下げが目立ったのはヤーマン。円高による為替差損で減益決算になったことが嫌気された。一方、マツキヨココカラは中国本土からの観光客への水際対策を緩和したことによって、インバウンド消費の期待が先行した内容となった。


■ツアーデータ

東京で開催している街あるツアーのTokyo Localizedの参加人数は以下の通り。

Tokyo Localized Vistors

3月単月では対2019年比-18%、とという結果となった。減少した要因としては、2019年のツアー開催本数が208本に対して、2023年はツアーを182本しか開催できなかったことが要因だと考える。これは完全に人手不足(ガイド不足)によるものだ。


筆者紹介

・立命館大学卒

・SMBCフレンド証券(現SMBC日興証券)を経てかんぽ生命保険入社

・外国債券・為替ポートフォリオマネイジメント、日本株アナリスト兼株式ポートフォリオマネイジメントを担当

・米国College of William & Mary School of Business 卒(MBA)

・Japan Localized設立後、訪日観光客向けへ体験ツアーの企画運営、インバウンド市場のリサーチ業務に従事

・まいまいツアー事務局

・きんざい、訪日ラボ、BBC、CNBC、日経ラジオなど多数のメディアの出演

・日本証券アナリスト協会認定アナリスト、FP2級技能士


会社紹介

Japan Localizedは東京、京都、大阪で訪日観光客向けのガイドツアーの運営を行っています。これまで、+50,000人以上訪日観光客へツアーを遂行しました。トリップアドバイザー社の”旅好きが選ぶ!外国人に人気の日本の体験・ツアー2020”で日本全国第3位に選出されています。

また、北米、欧州、豪州、南米からのインバウンドに特化したツアーの企画、リサーチ、マーケティング、英語及びスペイン語のツアーガイドの養成・研修、欧米豪南米インバウンド向けビジネスコンサルティング、メルマガ発行など幅広くインバウンドビジネスサービスを提供しております。詳しい情報やお問い合わせは弊社のホームページのお問い合わせフォームからお願い致します。



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