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全く戻らないインバウンド|2022年11月インバウンドレポート

■11月主なインバウンド関連データ


日本政府観光局が発表した2022年10月の訪日外国人客数は単月で498,600人となった。前年同月比は+2154%、同年前月比+141.5%となった。

以下のグラフは2017年からの訪日観光客数のグラフである。

インバウンド客数

日本百貨店協会が発表した2022年10月免税店売上高・来店動向速報によると、免税店売上高は前年同月比+335.7%の136.8億円だった。

これはコロナ前の同月比約半分の水準と訪日客数の戻りが弱い中、意外に力強い戻りとなった。

観光庁が発表した2022年10月の宿泊旅行統計によると、2022年10月の外国人延べ宿泊者数は216万人泊、2019年同月比▲78.9%、前年同月比+584.2%であった。

以下は11月単月のインバウンド・旅行関連銘柄のパフォーマンス。

インバウンド銘柄は利益確定売りに押されるものの、11月はマーケットの地合いが良かった事を背景に、概ねパフォーマンスは良かった。


■ツアーデータと考察


Tokyo Localizedのツアーデータは以下の通り。

11月単月では、2019年比▲67%とという結果となった。やはり日本国の水際対策がまだ残っていることに加えて、海外での物価高、航空運賃高などの経済環境の影響などを踏まえると妥当な数値と考える。

筆者は来年の春までに2019年比の3-5割まで戻ればいいと思っている。以下の図を見て頂きたい。


これは現時点で私が予想する訪日客数の推移だ。2022年は250万人前後で着地するだろう。問題は来年だ。2023年は中国人観光客を含まず、訪日客数は950万人程度まで回復すると考えている。これは勘ではなく、UNWTOのインターナショナルアライバルの2019年比とタイ政府観光局の予想などを踏まえいる。

毎度言っていることだが、インバウンドはグローバルな市場で、日本より先にコロナから脱却している欧米・タイなどの観光立国のデータを見れば、日本の訪日外国人客数がどのように戻るのかはある程度予測がつく。円安だの、訪れたい国のランキング上位などと言った何も根拠のない戯言ベースに作った数値予測など誰が信じるのか。


筆者紹介

・立命館大学卒

・SMBCフレンド証券(現SMBC日興証券)を経てかんぽ生命保険入社

・外国債券・為替ポートフォリオマネイジメント、日本株アナリスト兼株式ポートフォリオマネイジメントを担当

・米国College of William & Mary School of Business 卒(MBA)

・Japan Localized設立後、訪日観光客向けへ体験ツアーの企画運営、インバウンド市場のリサーチ業務に従事

・まいまいツアー事務局

・きんざい、訪日ラボ、BBC、CNBC、日経ラジオなど多数のメディアの出演

・日本証券アナリスト協会認定アナリスト、FP2級技能士


会社紹介

Japan Localizedは東京、京都、大阪で訪日観光客向けのガイドツアーの運営を行っています。これまで、+50,000人以上訪日観光客へツアーを遂行しました。トリップアドバイザー社の”旅好きが選ぶ!外国人に人気の日本の体験・ツアー2020”で日本全国第3位に選出されています。

また、北米、欧州、豪州、南米からのインバウンドに特化したツアーの企画、リサーチ、マーケティング、英語及びスペイン語のツアーガイドの養成・研修、欧米豪南米インバウンド向けビジネスコンサルティング、メルマガ発行など幅広くインバウンドビジネスサービスを提供しております。詳しい情報やお問い合わせは弊社のホームページのお問い合わせフォームからお願い致します。

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