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Go To トラベルスタートで旅行関連株の動きはどうなった!?

7月第4週のインバウンド銘柄及び国内旅行関連の株価の動き

2020年7月26日

執筆:インバウンドアナリスト宮本 大


主要指数(週)

TOPIX(先週差)

始値1577.61 高値1584.51 安値1566.16 終値1572.96(-0.89)

予想PER19.78 予想PRB1.17 予想EPS79.52(-0.16)

※モーニングスターより


日経平均株価指数(週)

始値22,772.07 高値22,925.58 安値22,580.19 終値22,751.61(+55.19)

NT倍率14.46



7月4週目の株のまとめ


 日本の連休中に控えている米国企業決算の動向や東京都内で連日新規コロナ感染者数が200人を超える報道などがあり、利益確定売りに押される形となった。また、翌週に控えている重要経済指標や決算発表などを前に積極的にポジションを取りに行くことはなく、株価は小幅な動きとなった。



7月5週目の株の材料


27日

7月Ifo企業景況感指数(独)

6月耐久財受注額(米)

28日

5月ケース・シラー住宅価格指数(米)

29日

FOMC政策金利発表・FRB議長記者会見

30日

4-6月期GDP速報値(独)

6月ユーロ圏失業率

4-6月期GDP速報値(米)

新規失業保険申請件数(米)

31日

4-6月期ユーロ圏GDP速報値

6月完全失業率(日)



 7月5週目の日本株式市場の主な材料としては①米国の追加財政出動の動向、②米国企業決算、③日本企業決算、④米中関係の動向、⑤FOMC、米国経済指標が主な材料となろう。特に日本企業の第一四半期決算発表で今まで未定だった今期の業績発表をする企業が多いと考えられるので、決算の結果及び今後の見通しによって個別株の株価のトレンドが決定付けられると考える。そのことから、この週は夏相場を決定する重要な週であることから上下どちらかのトレンドが形成さる可能性が高い。



インバウンド及び国内旅行関連銘柄の動き

 以下の図はインバウンド及び国内旅行関連銘柄の昨年末からの対TOPIXでの株価動向である。




 引き続き全銘柄の対TOPIXを下回る状況が続く。特にマツモトキヨシは化粧品関連の売上及びインバウンドの売上が大きいので他のドラッグストアと比べて株価の戻りは鈍い。化粧品関連の売上が鈍いので資生堂・KOSEの株価も同様に鈍い。Go Toトラベルキャンペーンは始まったものの、JALなどの空運株は低位のまま推移している。JALは足下の業績悪化はだいぶ織込んでいると思われるが来月発表される決算の内容次第だろう。Jフロントなどの百貨店株も厳しい経営環境下が続く。




 以下の図は国内旅行関連銘柄の昨年末からの対TOPIXでの株価動向である。


 Go To トラベルキャンペーンが始まり、星野リゾートやKNTCT、HIS、エアトリ株は動き出したものの、藤田観光などの株が出遅れていることから、Go Toトラベルキャンペーンでも勝ち組負け組の差が出てきていると考えられる。また、JR東海などの鉄道株もじり安が続き、JR関連の株価は新安値を更新し続けている。これは足下の人の移動が減ったことに加え、今後の在宅リモートワークが続き、人の戻りは以前の水準まで戻らないとマーケットは見ていると考えられる。




■会社紹介

Japan Localizedは現在、東京、京都、大阪で訪日観光客向けのガイドツアーの運営を行っています。これまで、+50,000人以上訪日観光客へツアーを遂行しました。トリップアドバイザー社の”旅好きが選ぶ!外国人に人気の日本の体験・ツアー2020”で日本全国第3位に選出されています。

 また、北米、欧州、豪州、南米からのインバウンドに特化したツアーの企画、リサーチ、マーケティング、英語及びスペイン語のツアーガイドの養成・研修、欧米豪南米インバウンド向けビジネスコンサルティングなど、メルマガ発行など幅広くインバウンドビジネスサービスを提供しております。詳しい情報やお問い合わせは弊社のホームページのお問い合わせフォームからお願い致します。



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